2003年3月の日記
時間割が大変です・・・ 2003,3,31
前にも書きましたが、商業科目がたくさんあって、しかも先生が複数で教える科目がほとんどだし、パソコンを使う科目の教室がいろいろ制限されていたり、ものすごく窮屈な時間割になっているのです。この商業の部分の時間割ができてしまえば、もう半分以上できたような感じなのですが、そこんとこがなかなかクリアできません。こまかい時間割の表を一日中にらんでいたので、目がしょぼしょぼします。何とか明日中には商業科目を完成させて、はやく他の科目にとりかかりたい!自分の科目(英語)なんて完全に後回しですね。
明日から4月ですねえ。4月の誕生石ってダイヤモンドですよね。ダイヤモンドっていえば、プリンセス・プリンセスのヒット曲でもあります。矢井田瞳のツアータイトルか何かに「ヤイダのダイヤ」ってのがあったような・・・。
昨日の夕食はホットプレートを初めて使って「お好み焼き」を食べました。このホットプレートは結婚当時にもらったものですが、今まで一度も使っていませんでした。2年間の封印がやっと解けた(笑)。お好み焼き自体かなり久々でしたが、おいしかった。惜しむらくは「オタフク」のソースを買っておかなかったこと。今日スーパーに行って買ってきました。実はオタフクにはお好み焼きのソースだけではなく、「焼きそば」用のソースもあったのですが、あれってどの程度味が違うのだろう?お好み焼き屋ではふつうお好み焼き用のソースだけで焼きそばとかも作るのでいいかなと思って一種類しか買いませんでしたが。詳しい方がいましたら教えてくださいね。
「橋をわたる」(伊島りすと)読了 2003,3,30
200ページもない薄い本だったのですぐ読み終わってしまいました。この人の本を読むのは、デビュー作(「ジュリエット」)に続いて2冊目。今回のは短すぎてちょっと物足りないかな。デビュー作もちょっと微妙でしたが。この本の前にハードカバーで出てる(「橋をわたる」は角川ホラー文庫の新刊です)「飛行少女」という本を以前買おうとしてためらい、結局買わなかったということがありました。いつか文庫になったら買おうかな。
ヤフオクでとうとう「マリー、エリー&アニスのアトリエ」を落札しちゃいました。攻略本つきで。でも品薄のせいか、けっこう高いです。いくらかは秘密にしておきますが。でも、定価で買うよりはいくらか安いかな。送料がゆうパックで1000円くらいするってのがちょっと痛いかも。定形外で送っても700円くらいにはなるらしいので仕方ないか。「ふたりのアトリエ」はおもしろいけど、攻略本がないのがやっぱりつらいところです。攻略サイトも参考にはなるんだけど、本が手元にあるのとは違うし。これが届くまでに「ふたりのアトリエ」をもう1回クリアしておきたいが・・・。
現在、スカパーのミュージックエアネットワークというチャンネルで、イエスというプログレバンドの特集番組をやっています。最近の若者にはあまり縁がなさそうなバンドですが、私の世代にはかなり馴染み深いバンドなのです。MTV時代によく見た懐かしいビデオも流れてます。「ロンリー・ハート」のアレンジはやっぱりカッコイイ。その次のアルバムからのシングル「Love
will find a way」もかなり好きだったなあ。しかし、トレバー・ホーンの声ってジョン・アンダーソンの声に似てたんですね。ちょっとびっくり。バグルスでの声は加工されてたしな(「ラジオスターの悲劇」)。
「第三の時効」(横山秀夫)読了 2003,3,29
なんか久しぶりに本を1冊読み終わりました。(昨夜寝る前に、ですが)なんか最近はまとまった時間がとれませんね。細切れの時間しかなくて・・・。読みたい本は山ほどあるのに。テレビとかも見たりしてるからかな。
ところで、横山秀夫さんの本は一応これですべて読みました。たぶん。でもこの人作家としてデビューする前にフリーライターをやっているので(その前は新聞記者)、その時代の著書までは読んでいませんが。今回の本はこの人お得意の「連作短編集」ですね。刑事たちのライバル意識というか縄張り争いみたいなドラマがなかなかおもしろかったです。
話は変わりますが、4月のWOWOWはなかなか気合が入っているといいますか、見たい番組がわんさかあります。映画では「ブリジット・ジョーンズの日記」(これ、前から見たかった!)、「ソードフィッシュ」「キャッツ&ドッグス」「GO」・・・これだけでもかなり楽しめるのに、ユースケサンタマリア主演のオリジナルドラマ「俺は鰯」ってのもなんだかおもしろそう。それから、前に見逃していた「修羅雪姫」も再放送してくれるし、一青 窈のライブもあるし、エリック・クラプトンのライブもある。おまけに、リニューアル版のエヴァンゲリオンも放送してくれるのがすごい。4月のWOWOWは見逃せませんぜ!(回し者みたいだ)
WOWOWってこのご時世でどれだけの人たちが見てるんですかね?スカパーもあるし、BSデジタルもあるし。私の場合、WOWOWとの付き合いはけっこう長いです。かれこれもう12年になりますかね。新得という田舎の小さな町に引っ越して以来ですから。WOWOWのおかげで映画好きになりました。現在ではスカパーも加入してますが、映画はもっぱらWOWOWで見ています。スカパーはどちらかというと音楽番組みたさで加入しましたからね。でも最近のスカパーはちょっと元気がないような気もするなあ。
相川七瀬のベストアルバム「ID2」購入 2003,3,28
買ったのは実は3日前なのですが、なかなか聴く暇がなくって。彼女のベスト盤はこれで2枚目になります。選曲的には1枚目の方がよかったかなあ?最新シングルの「Shock
Of Love」も入れて欲しかったな。やっぱり織田さんの曲が好きです。今回のベストは通常盤と限定盤がありまして、当然私は限定盤の方を買ったのですが、500円高い限定盤の方は、ボーナスCDがついています。それに収録されているのが「夢見る少女じゃいられない」(POLYSICSがアレンジ)と「LIKE A HARD RAIN」(ジョン・テイラーがアレンジ・・・これはなかなかカッコイイ)と「COSMIC LOVE」(ダンス☆マンがアレンジ)です。POLYSICSと相川はあまり合ってないように思いました。
織田哲郎は、最近中森明菜に曲を提供したそうです。テレビで流れているらしいのですが、誰か聞いたことある人いますか?
今日からいよいよ時間割作成の仕事がスタートしました。実質夕方からの作業になったので、今日はあまり進みませんでした。前任者の話では昨年は10日間かかったとか。私としては何とか7日でケリをつけたいと思っているのですが、さてどうなりますことやら。うちの学校は商業科の先生がたくさんいまして、商業科目だけでかなり複雑なことになっているのがなかなか大変なところです。野獣さんの出身校である札幌の大きな学校の時間割も作ったことあるんですが、そのときは普通科だけだったしなあ。今回の相棒になる先生は時間割初挑戦だから、実質私ががんばらないといかんのです。
最近、本の話題がでてきませんねえ。ちびちびと読んでいる本はあるんですが、なかなか一気に読むことができず、かれこれ1週間以上同じ本を読んでいます。今夜でなんとか読み終われるかな?
第2次スーパーロボット大戦α本日発売 2003,3,27
でも、今日は買いません。かつては発売日には胸を躍らせて、勤務時間が終わるのを心待ちにしてゲームショップに車を走らせたりしたものですが、最近は発売日にあまり胸がときめかないのですよ。年をとった、ということなのか・・・。はたまた、ゲームというものに飽きてきたのか?興味はまだまだあるんですけどね。ゲームボーイアドバンスSPも欲しいし。どっちかというと、携帯ゲームの方に興味が移ってきたような気もするなあ。ここ数年のスパロボできちんとクリアしたのはアドバンスの「A」と「R」だけだし。PSの「α」と「α外伝」はあと一息というところで中断したまま。PS2の「インパクト」もあとシナリオ10くらい残してクリアせず。セガサターン時代の「F」と「F完結篇」はしっかりクリアしたのですがねえ。「F」なんて3回くらいクリアしたのに。「新」も一応人から借りて(でも攻略本は自分で買って)クリアしました。
またディープな話を書いてしまったなあ。とりあえず、アドバンスの「オリジナルジェネレーション」を中古で安く手に入れてからかな、「第2次」は。攻略本が出てからでも遅くはないし。アドバンス版のアトリエもやってみたいし。何しろ、今回のスパロボにはGガンダムが出てこないしねえ。
職員室の座席移動無事終了。向きが逆になったこともあり、なかなか新鮮な気分。左隣の先生は4年連続同じ人だったりするので、そこんとこは代わり映えしませんが。でも右隣の先生は今年転勤してくる新しい先生なのでそっちは新鮮。まだ来てませんけど。新しい座席は職員室のちょど真ん中あたりで、横に3人並んでいるのですが、たまたま3人とも同じ大学出身なんですよ。つまり新しく右隣になる人も同じ大学だってこと。ちなみに通路をはさんですぐ横にいる教頭先生も同じ大学で、今度私が副担になるクラスの担任も同じ大学だったりします。うちの学校はけっこう北大出身が多いんだなあ。それ以外にも2人いるし。
今日、仕事帰りに「ゲオ」に寄ったんですが、売ってましたね。「第2次」。しかもフィギュアつきの限定版のも売ってました。「α」の時は限定版の欲しかったんですよねえ。買えなかったけど。
ユーディーのアトリエも売ってましたね。中古の割にはあまり安くなかったけどね。でもちょっと欲しくなった。ヤフオクで探してみよっかな。
今日は職員室の机の整理をしました 2003,3,26
明日の朝、職員室の座席移動なんですよ。年に1度の。毎年3月の終わりに行われます。一日いっぱいかけて何とか移動できそうな感じにはなりました。大変でした。家にお持ち帰りしなくちゃならない荷物もけっこうあったりして。
新年度から私は時間割の担当になります。春休み中は、ほとんど時間割作成に明け暮れることになりそうです。
ところで、今週の少年ジャンプを読みそこねてしまいました。いったい今週の「ジョジョ」はどうなったんだろう?気になる・・・。コミックになるまで待たなきゃだめか。
そういえば、今月の「アフタヌーン」は「寄生獣」のミギーフィギュアが特別付録についてくるので、買ってしまおうかと検討中。
今テレビでワンナイスペシャルをやっています。ゴリエの踊りを見て娘も一緒に踊っていました。テツandトモを見てもあの手の動きをしてました。(ワンナイに出てるわけじゃないですけど・・・「とくばん」のビデオをさっき見てたのです)
今日から春休み 2003,3,25
でも先生方は休みではありません。土日は部活がなければ休みですけどね。私の場合は部活もあります。「学校の先生っていいよねー。夏休みとかあって」とは昔からよく言われることですが、高校の先生はあまり休めませんよ。部活があったり、講習があったりしますから。実際この間の冬休みで私が休んだのは年末年始の5日間だけでした。
それとは別にこの「春休み」というのは特に忙しい休みです。年度の終わりと年度の初めですから、仕事の引継ぎやら、座席の移動やら、転勤していく人の引越しの手伝いやら、新しく来る先生の受け入れやら、新学期の準備やらで、ちっとも休んでいる暇はありません。授業はないけど、やるべきことはたくさんあるのです。担任の先生だったら「指導要録」なんてものも書かなきゃならないし。私は3年の担任でしたので一足先に提出しましたが。
あさっては職員室内での座席移動。生徒風に言うと「席替え」ですね。私は日頃から整理整頓できていないタイプなので、こういうときにけっこうあわてます(笑)。明日までに移動できるような状態にできるかなあ・・・?
最近のうちの娘 2003,3,24
かなり人間らしい言葉をしゃべるようになってきました。とりあえず、1から10までの数字は口で言えるようになりましたね。それが数字だということがわかってはいないと思いますが。母親が歌って聞かせる歌もいくつか歌えますね。♪ポッポッポーハトポッポーま〜めが・・・くらいまでと、ね〜んね〜んころ〜りよおこ〜ろ〜りよ〜ぼ〜やは〜くらいまでとか。ご飯とか食べるときに「おいちい」とか、私が帰ってきた時にたまに「おかえり〜」とか。自分が散歩して帰ってきても自分で「おかえり〜」って言ったりしてますが。「ただいま」はまだ言えないのです。「バイバーイ」という言葉はずいぶん前から言えますね。「かあちゃん」とか「じいちゃん」とか。「とうちゃん」はめったに言ってくれない(笑)。
あとは犬を見たら「わんわん」とか猫を見たら「ニャー」とか絵本を見て「にんじん」(実は「じんじん」としか言えない)とか「もも」とか「りんご」とか。物を受け取る時に(もしくは渡す時)「あいもんも」(はいどうも)ってよく言いますね。
好きなものと言ったら、「海苔」。食後のデザートみたいなものですね。飽きもせず、よく食べています。うちの海苔の消費量の大半は娘が担っています(笑)。私が風呂上りに食べるブルガリアヨーグルト(低糖)も好きで、最近は私が風呂から上がったら、冷蔵庫の前でスタンバイしてますからね。半分こして食べてます。食べ物じゃないけど、「階段」も好きですね。上り下りするのが。1日に何度も付き合わされています。一人じゃまだ危ないし。まだ1歳と9ヶ月ですからね。
映画「パラサイト」をひさびさに見ました 2003,3,23
原題は「The Faculty」です。もう4年位前の映画ですね。私が見るのはこれで4回目くらいだろうか。DVDを持っているんです。妻がまだ見たことなかったので、一緒に見ました。監督は「スパイキッズ」と同じロバート・ロドリゲス。脚本が「スクリーム」のケビン・ウィリアムソン。DVDの裏ジャケットには「2人の天才が手を組んだ最強エンターチンメントホラー!!」なんてかいてあったりします。学園SFホラーですかね、わかりやすく言うと。私、基本的にホラーってそんなに好きではないのですが、これはかなり気に入っているホラーですね。監督が好きだからかなあ。「ロード・オブ・ザ・リング」にも出ているイライジャ・ウッドがかなり重要な役回りで出てきます。「パール・ハーバー」で脚光を浴びたジョシュ・ハートネットも。ロドリゲス映画の常連サルマ・ハエックもかなり地味めな役で出てきます。ロバート・パトリックもロドリゲス映画によく出てきますね。「スパイキッズ」にもしょうもない役で出てたし。
この映画で好きなのはサントラ。私めったに映画のサントラって買わないのですが、これは映画を見る前からCDを買って今でも持っています。何が好きかというと、メインテーマで出てくる「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール・パート2」です。オリジナルはピンク・フロイドなんですが、この曲をアリス・イン・チェインズのボーカルであるレイン・ステイリーやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストトム・モレロなどがこのサントラのためのユニット「CLASS OF ’99」を結成してカバーしているのです。これがすばらしい出来でして。この曲のためだけにCDを買ったと言っても過言ではありません。もともとピンク・フロイドのオリジナル・ヴァージョンも好きだったんですが、私はこのサントラでのより現代的なアレンジがたまらなく好きです。それ以外のアーティストもなかなかいい曲を歌っていますし。お買い得なCDでした。
妻も「面白かった」と言ってくれたし、私としても満足。
映画「RONIN」を見ました 2003,3,22
ずいぶん前にWOWOWでやってたものをビデオに録ってあったのです。ようやく見ることができました。やっぱりロバート・デ・ニーロは渋いですなあ。妻はジャン・レノのファンですけど。カーチェイスが激しい映画でした。デ・ニーロが自分で弾丸を摘出するシーンが痛々しかったです。なかなか先が読めないストーリーでした。乙一さんは自分の日記でこの映画はいいと言ってましたね。でも他の人の評価が低いのでショックも受けてましたね。おもしろかったですよ。
「ふたりのアトリエ」は一応クリアしましたが、あのエンディングでは納得いかないので、もう一度はじめからやり直しています。エンディングが何通りもあるんですよね、このアトリエシリーズは。攻略本がないのがちとつらいところです。攻略サイトがあるのでそれで助かっていますけど。でもやっぱりこのゲームはおもしろいです。何度もやってみようという気になります。けっこう時間それほどかけずにクリアできちゃうし。セーブもロードも簡単だし。ワンダースワンの名作ですな。
アトリエにはまっているので読書が進んでいません(笑)。今読みかけているのが横山秀夫の「第三の時効」なんですけど。まだ3分の1も読んでないです。それでいて、今日も本を買ってきてしまったりして。どんどん未読本がたまっていく今日この頃。
昨日は私にとって、とってもうれしいことがありました。何かって?それは人様には言えません。なんて謎めかしてみたりして。まあ、あまり気にせずに。でも、ここしばらくの憂鬱な気分を吹っ飛ばしてくれるような出来事でした。生きてて良かった。なんてね。
「超光戦士シャンゼリオン」見ました 2003,3,21
スカパーの東映チャンネルです。仮面ライダー龍騎で浅倉威を演じた(仮面ライダー王蛇)萩野崇が主演しています。1996年の作品ということで、いかにも子ども番組というつくりにはなっていますが、萩野くんの演じる私立探偵がなんとも軽い!龍騎での浅倉とは180度違うキャラですね。浅倉は低音で凄みのある声だったのにシャンゼリオンでの涼村はトーンが高い高い(笑)。同じ人間とは思えませんね。それだけ萩野くんに演技力があるってことなのかなあ。最近のライダーシリーズの重厚なドラマに慣れている私には違和感ありまくりですが、萩野くんみたさに今後も見てしまうことでしょう。
シャンゼリオンの合間のCMで見ましたが、現在放映中の「仮面ライダー555」の劇場版も作るらしい。この時点で制作決定とは、またずいぶんと展開が早いこと。555は仮面ライダーは1人しか出てこないけど、悪役というかオルフェノクと呼ばれるモンスター側の方にも濃厚なドラマがあって、そこんとこが今までのライダーと違っておもしろいです。主役の側のドラマよりもおもしろいくらいです。
今TBS系のテレビで「SASUKEスペシャル」をやっていますが、もう少しで「仮面ライダーアギト」の主役だった賀集利樹くんが出るらしい。彼ってそんなにたくましかったけなあ?筋肉番付ってほとんど見たことなかったけど、このSASUKEって何か見ちゃうんですよね。いろんなドラマがあっておもしろい。・・・・・・賀集くんはローリング丸太で失敗してしまいました。残念。せめてそそりたつ壁くらいまでは行って欲しかったが。やはり経験不足ってやつですかね。
送別会シーズン 2003,3,20
昨日は英語科の先生方での送別会がありました。(実は月曜日にも進路指導部での送別会がありました)本校に11年勤めた先生です。今度は札幌の学校に転勤されます。3年前に江別に家を建ててずっと遠距離通勤をしていたのです。お疲れ様でした、ということで別れを惜しみました。今年度、英語科の主任をしていた人でして、4月からは私が新しい英語科主任になります。前にいた小さな学校(1学年が2クラスしかない)では8年間ずっと英語科主任をやっていましたが、英語科7人いる中での主任はちょっと自信ないです。でも、任命された以上はベストを尽くします。うちの学校の英語科の先生方はみんな紳士的で真面目で、仕事を気持ちよくできるので私は幸せです。昨日の二次会ではひとりずつ別れの歌を歌いましたが、私は松山千春のデビュー曲「旅立ち」を歌いました。
今日は送別会ではありませんが、別件でまた飲み会があります。そして来週の月曜日は職員全体での送別会があり、その翌日には組合の送別会があります。ふう。4月になったら今度は歓迎会がいくつかあるだろうし。なかなか社会人も大変です。
ゆうべは飲んで帰ってきて、風呂に入って、メールチェックなどした後、すぐに寝ればいいものを、「ふたりのアトリエ」をついついやってしまって、3時過ぎまで起きてたので非常に眠いです。寝起きがつらかった(笑)。今日は早く寝ようっと。
話は変わって・・・。 「本の雑誌」には「新刊めったくたガイド」というコーナーがあって私はこれを読むのが楽しみでこの雑誌を買い続けているようなものです。毎月6人の書評家がジャンルごとに面白い本を紹介してくれます。4月号の藤田香織さんのコーナー(担当ジャンルは「国内一般エンターテインメント」らしい)でイチオシに取り上げられているのが、ちょっと前に読んだ「火の粉」。続けて「鎮火報」と「フライ、ダディ、フライ」について書いてあり、この3冊でこの人の今月のコーナーは4分の3以上のスペースを占めています。どれも比較的最近私が読んでおもしろかった本ばかりであり、なんか嬉しくなりました。
「ふたりのアトリエ」おもしろいです 2003,3,19
ゆうべ、寝る前に1時間半くらいやってみましたが、久々にゲームやるとはまってしまいますね。2ヶ月以上ゲームというものをしてなかったからなあ。読書モードでした。(読書と言えば、私の読書量に感心してくださる方が何人かいますが、私なんぞは大したものではありませぬ。24号さんなんて、もっともっと読んでますよ)
17日の日記に書いたワンダースワンのソフト「マリー&エリー〜ふたりのアトリエ」ですが、このアトリエシリーズには私なりに愛着があります。最初にやったのがPSの「マリーのアトリエプラス」でした。次に「エリーのアトリエ」をやり、これはいくつかのエンディングを見ました(ただし、マリーには会えなかった)。私としてはけっこうやりこんだ方でしょう。ほんとはもう少しやりこむ予定でしたが、生徒に3年近く貸してその子が卒業する頃にようやく返してもらったのですが、その時点でもうやる気はなくなっていました(笑)。PS2の「リリーのアトリエ」は自分では買わなかったけど、義理の母が買ったのを攻略本つきで貸してもらって途中までやりました。でも途中でスパロボの新作が出たのでクリアしてません。去年出た「ユーディーのアトリエ」はまったくやっていません。あと今年の1月に発売されたゲームボーイアドバンスのソフト「マリー、エリー&アニスのアトリエ」はかなり欲しいのですが、とりあえず、「ふたりのアトリエ」をクリアしてからにしようかなと思っています。ヤフオクでもなかなか安くならないのですよ。品薄らしくて、逆に高値になっていたりします。
「ふたりのアトリエ」もかなり長いこと探してきました。ワンダースワン自体が取り扱わない店多いし。ヤフオクでも定価より高くなるばかりで。あきらめかけていたところにブックオフで見つかるとは・・・。しばらくはこれで楽しもうっと。スパロボの新作も来週発売だけど、すぐには買わないでおきます。攻略本が出てから(つまり1ヶ月くらいしてから)のんびりやろうかなあと。
しかし、ワンダースワンも販売終了(注文生産になるとか)とかで、ますますマイナーになっていくなあ。スワンクリスタルも出たときはよかったけど、いまやGBアドバンスSPが出ちゃったから影が薄いし。それにしてもアドバンスSPは高い。1万2500円でしたっけ。ヤフオクとかだともっと高くなったりしてるし。携帯ゲーム機としてはちょっと高すぎるよなあ。アドバンスのときでも高いと思ったのに・・・。ワンダースワンでガンダムSEEDの新作ソフトが出たみたいだけど、売れてるんだろうか?BANDAIに義理はないけど、心配になってしまう。アドバンスSPってあと半年位して1万円以下に値下げしないかなあ。9800円でもいいから。アドバンスは画面が暗いから、SPが欲しいよう。形もなかなかカッコイイし。だれかプレゼントしてくれないものか(笑)。
「街の灯」(北村薫)読了 2003,3,18
のんびりと読んじゃいました。この人の本ってめったに出ませんから。味わいながら読みました。今回のこの本は「昭和初期の上流階級が舞台となっていて、女子学習院に通うお嬢様と女性運転手のベッキーさんのコンビが活躍する話です。「リセット」よりも少し前の時代設定になっているようです。日常の謎の元祖(?)としてのミステリは今回も健在で、北村さんらしい、細やかな謎解きが展開されます。ベッキーさんの存在がミステリアスで、この人の素性はどうなんているんだろう?という興味が今後のシリーズへの期待感を高めてくれます。何冊になるのかはわかりませんが、今後も続いていくようなので、また1年後、2年後を楽しみに待つことにします。この「街の灯」は巻末に「北村薫論」(田中寛)と「北村薫スペシャルインタビュー」が収録されている、というのがお買い得です。インタビューにはデビューの経緯なども出てきますので、北村ファンには必携ですね。興味深い話が満載です。
昨日の日記はかなり北海道ローカルな話題に終始してしまいました。北海道に住んでいない人にはわかりにくかったですかね。JRタワーに移転した旭屋書店を見てきたかったなあ・・・。札幌の書店で一番お気に入りの本屋だったんですよ、今までは。今まではアルシュビルの地下に入っていたんですよね。今度はJRタワーのステラプレイス5Fになりました。昨日は入り口の前までは行ったんです。妻が旭屋と相性悪くて、以前一緒に入った時に具合が悪くなったもので、妻とは一緒に行けないのですよ。本屋で具合が悪くなる人ってのも珍しいんですが。またローカルな話題を書いています。昨日は大丸デパートに入った三省堂は見たんですよ。本も買いました。舞城王太郎の新刊「阿修羅ガール」。
今週号のジャンプを立ち読み。ていうか「ジョジョ」のみですが。ジョリーンはどうなってしまうのだろう?なんか今週の終わり方は「玉砕」覚悟でプッチ神父へ向かっていきましたが・・・。まさかあれで死亡ってことにはならないんだろうなあ。ジョルノの時みたいにスタンドが「成長」するんじゃないだろうか?してほしい。
今日はお休みをとって札幌に行きました 2003,3,17
娘はまだ小さいので妻の実家に預けて。目的は夫婦それぞれの新しいジャージを買うこと。私の車で行きました。私が札幌に行くのは昨年の8月以来です。JRタワーもちょいとのぞいてきました。月曜日だけど、けっこうな人手でしたねえ。
最初に行った店はけっこう大きいところだったのですが、レディース用のジャージのフロアがたまたま棚卸し中みたいでクローズだったので、断念。近くの店も見たけど品揃えが悪くてだめ。そこからパルコへ歩いていく途中で妻の高校時代の同級生に遭遇。世界は狭いですね。パルコにはこれという店はなく、ここの最上階で昼食。餃子中心の中華の店でした。頼んだ料理が多すぎて、二人して超満腹状態に。その後4丁目プラザの中のスポーツ店で私のジャージを購入。私にはあまりデザイン的なこだわりとかないので、あっさり決めましたが、妻のおめがねにかなうのはなく、ここでも妻は買わず。
そのあと東急ハンズの前にあるブックオフで「13階段」を購入。前から欲しかったんです。半額で買えてよかった。そして、ずいぶん前から探してヤフオクでも何度も入札しては落札できずにいたワンダースワンのソフト「マリー&エリー〜ふたりのアトリエ」を発見!税抜きで3550円でした。中古としてはけっこう高めですが(定価は4800円くらいじゃないかな)何しろめったに入手できないレアなソフトですので、迷わず買いました。これって攻略本も出ていないくらいマイナーなゲームなんですよ。
これが本日一番の収穫でした。
その後は札幌駅周辺をいろいろ探索しましたが、これといった店がなく、あとは車で探索してみることにしました。でも結果的にはいい店をみつけられず、札幌では妻のジャージは買えませんでした。5号線を走って、手稲まで行ってしまいましたよ。なつかしの稲雲高校のそばまで(最初に勤務した学校です)。あっち方面にはスポーツショップはなかったけなあ。琴似の方向へ行けばよかった。手稲の帰り道が渋滞してまして参りました。失敗だったなあ・・・。ほんとは時間に余裕があったら、もっと古本屋をはしごしたかったのに。いつか1人で札幌に行ったときには必ず、と決意して帰路につきました。妻はあまり本屋とかには行きたがらないんですよね。
結局、地元に帰ってきてこちらのスポーツショップでカタログで注文しました。妻の分は。なんかそうなるような予感がしてたんですよ、私は。
昔好きだった「お笑い」 2003,3,16
昔って言っても、それほど昔のことでもないのですが・・・。 高校生の頃だったか、土曜の昼過ぎ(1時くらいだったような)にTBSテレビ(北海道ではHBC)で放送していた「お笑いスター誕生」という番組が好きでした。毎週見ていた、というわけでもなかったような気がするのですが、見れるときは見ていました。この番組からメジャーになっていった人たちにはとんねるずとかウッチャンナンチャンもいます。ダウンタウンも出ていたらしい(この番組で見たことはないけど)。
ちょっとネットで検索してみたらこんなHPを発見↓ http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/1901/star.html#toha
今は、ほとんどテレビでは見ないけど、九十九一(つくもはじめ)という芸人が個人的にはかなり好きだったなあ。シュールなTVキャスターネタとか。バブルガムブラザーズ(これ自体がもう忘れ去られかけている・・・)のブラザートム(キンキのラブラブ愛してるに出てたっけ)こと小柳トムもこれに出てたなあ。怪物ランドもおもしろかったけど、今頃何してるんだろう?この番組をスカパーあたりで再放送してくれることを熱望しています。絶対おもしろいとおもうんだけど。
それとは別に同じ頃「THE MANZAI」という形でたまに放送していたお笑い芸人たちの番組もけっこう楽しみでした。好きだったのは「コント赤信号」(ラサール石井とかナベちゃんが在籍)とか「太平サブロー・シロー」とか。「笑っていいとも!」の前に「笑ってる場合ですよ」という番組をやってたのを知っている人はいるだろうか?24号さんは知らないはずないしなあ。当然yutakaさんもご存知でしょう。B&Bが司会でしたね。
ひとり暮らしになってからは「ひょうきん族」をよく見てました。
それからしばらくして、新得という田舎に引っ越してBSを見るようになって、NHKのBSでたまにお笑いの特集を見てました。そこで初めて出会ったのが「海砂利水魚」(のちの「くりぃむしちゅー」)や「ネプチューン」そして「Take2」。ネプチューンはまだ荒削りでしたが、「海砂利水魚」にはホレました。ギャグの切れ味がすばらしい。
それからまたしばらくたって、フジテレビの「ボキャブラ天国」が素人さんからの投稿中心から、若手お笑い芸人の登竜門的な番組に変わった頃から毎週見るようになりました。つぶやきシローなんて人もいましたなあ。幹てつやとか。爆笑問題もレギュラーでしたね。この番組でも「海砂利水魚」の出演を楽しみにしていました。この番組を見ていた数年間が私の中での「お笑い好き度」のピークだったような気がします。市販のお笑いビデオもけっこう買いまくりました。ネプチューン・ブーマーズ・Take2・フォークダンスDE鳴子坂などなど・・・。海砂利のはなかなか出なくてボキャブラが終わってから発売になってましたね。期待が大きすぎて、ちょっと失望もありましたが。でも2本とも買ったんですよ。買わないまでもレンタルで借りてきて見たビデオもたくさんありますね。
今でもお笑いは好きなのですが、以前ほどの熱意を持って見なくなりましたね。爆笑オンエアバトルも見ていませんし。スカパーで「吉本ファンダンゴTV」を見ていた頃はたまにDon
Doko Donとかココリコとか雨上がり決死隊・ガレッジセールなどのネタとか見たりもしていましたが。今のワンナイのノリはけっこう好きかも。くずのライブはスカパーで見ましたよ。歌もいいけど、コントが絶品でした。くずは二人とも歌上手いですよね。下手なプロの歌手よりよっぽどね。もうすぐアルバムを発売するそうですが、なにやら宇多田ヒカルもゲスト参加してるとか・・・。どんな仕上がりになっているのか興味津々です。
日記に書くネタについて 2003,3,15
この日記はいろんな人に読まれることを前提として書いているので、書きたいことすべてを書いているわけではありません。基本的には頭に浮かんだことを書いているわけなんですが、「誰にも見せない自分だけの日記」を書いていた学生時代のものとは基本的に書くスタンスが違っています。人に読まれて恥ずかしいことは書いていないですからね。学生時代のノートに書いていた日記はさすがに公開できませんねえ。一部抜粋くらいなら可能ですが。
現在のところ私の日記を見てくれている人たちの多くは、乙一氏の日記も見ていることと思います。彼の日記を読むと、「やはり文才のある人の文章は違うなあ」と思います。私にはあんな軽妙な文章は書けません。何というか、現実と空想の混じり具合が非常に独特ですよね。乙一FANのBBSにも何度か書いたことですが、1年分くらいたまったら、「乙一ネット日記」として本にしてほしいですね。
私の日記は、特にウケをねらうこともなく、淡々と読んだ本や買ったCDや見た映画などについて書いているだけであり、他人が読んでどれほどおもしろいのか、自分ではまったく判断できません。趣味の範囲が重なる人には興味深い部分もあるのかもしれませんが、本をあまり読まない人や、音楽・映画に興味ない人が読んでもまったくおもしろくないんでしょうねえ。実際、私の妻は「見たけど、本の話ばかりでよくわからない」とほとんど見てもくれません。私は妻がHPで書いている日記は欠かさずチェックしているんですけどね。妻は私にはあまり関心がないようです(笑)。妻のネット友達の一人がなにやら見てくれているとかいう話も聞きましたが、なんだかねえ・・・。
学級通信を書くようなノリで書いてますね。そんな感じで読んでくれている、という昔の教え子もいたりします。その人はまだ掲示板には何もカキコしてくれていませんが。私の書く学級通信は、何でもありでしたから。さすがに、あまりマニアックなことは書かないように自制していたつもりですが、それでもたまに織田哲郎の話とかも書きましたし、誰にも知られていないようなアーティストのことを書いたりもしましたね。20代の頃に書いていた通信は音楽ネタが多かったけど、最近は読書ネタの方が多くなっていたかな。乙一氏の「暗いところで待ち合わせ」の紹介をしたこともありました。
妻がFODのリミックスアルバム(パート2の方)を気に入ったようなので、今FODのファーストアルバムから聴きなおしている最中です。それを聴きつつ、妻はFFXをやっています。X−2も出たというのに(笑)。
ゲームといえば、あと2週間くらいで「第2次スーパーロボット大戦α」が発売されます。そこそこ楽しみにしているのですが、あくまで「そこそこ」なんですよね。以前だったら、スパロボの新作が出る!となったら、発売日を指折り数えて待っていたものですが、昨年のアドバンスでの「オリジナルジェネレーション」をパスして以来(ヤフオクで安く入手しようとしてはいるけど、いまだに入手してません)、どうも昔ほどの情熱を持てなくなっているような気がします。今回の新作はGガンダムが出てこないし。年末に買ったGジェネNEOもクリアしていないし。ゲームを欲しいなあとは思うんだけど、それを実際にやり続ける根気がなくなってきたのかもしれませんね。ゲームをやりだすと、本を読む時間が奪われるからなあ・・・。
ちょっとレアなCDを入手しました 2003,3,14
FENCE OF DEFENSE(通称FOD)ってバンドを知ってる人はいますかね?特にヒット曲もないバンドなので、ほとんど知られていないと思うのですが、今はほとんど解散状態ですね。公式に解散宣言はしていないはずですが。私の神である織田哲郎のバックをやっていたメンバーが結成したというつながりで、私はデビュー当時からずっと聴いていました。ファンクラブにも入会し(かなり前に期限が切れて自然脱会してますが)、札幌でのライブにも4〜5回は行っています。10枚以上のアルバムをリリースしていますが、末期のCDは買ったけど、ほとんど聴いていませんね。初期のサウンドが好きでした。アルバムで言うと7枚目くらいまでかな。
そのFODのボーカリストでありベーシストでもあった西村麻聡がプロデュースしたFODのリミックスアルバムというものがありまして(2枚)、これが市販してないというか、普通のCD屋には置いてないのです。通信販売のみで、気がついたらもう販売を終了していて、あとは中古で買うしかないなあ、と思っていたら、最近ヤフオクで出品されて、運良く2枚とも落札できました。1枚目の方は原型をあまりとどめてなくて、トランスっぽい感じに仕上がっています。2枚目の方が、原曲に近いリミックスで、こっちの方が親しみやすいみたい。
めったに手に入らないCDを手に入れてニコニコ顔の私であります。 FODの曲でもしかしたら24号さんあたりが知っているかもしれないのが、アニメ「シティハンター」のテーマに使われた「セイラ」という曲と、アニメ「西遊記」のテーマに使われた「時の河」くらいかなあ。この2曲はカラオケにも入っていたりします。夜のヒットスタジオとか昔のポップジャム(土曜の夕方にやっていた頃の)にも出たりしたんですがねえ。もう10年以上前の話です。
唐突ですが、ここ数ヶ月の徳間デュアル文庫のラインナップには、まったく魅力を感じません。読みたい、と思う本がないんですよねえ。いかんなあ。こんなことでは角川ホラー文庫に食われてしまう。私が心配しても仕方ないんですけど。でもデュアル文庫からは上遠野浩平のナイトウォッチシリーズも出ていることだし、梶尾真治のエマノンシリーズも出てるし、他にもけっこう名作があるので、これからもがんばってほしいものです。
「競作五十円玉二十枚の謎」読了 2003,3,13
半年くらい前に古本屋で買った本です。創元推理文庫。若竹七海さんが実体験した「謎」に対して、それを小説の形で謎解きしていく、という企画です。有栖川有栖さんとかも書いています。私としては倉知淳さんのデビューのきっかけになった作品が読めたのが収穫でした。一番好きなのも倉知さんのだし。全体に同じテーマ・同じ設定の話ばかり(登場人物や語り口や細かい部分は異なるけど)なので。最後の方はけっこう飽きていました。
それで、今読んでいるのは、北村薫のひさびさの長編新作「街の灯」です。「リセット」以来かなあ。あれはもう2年くらい前だったはず。時の3部作と呼ばれる「スキップ」「ターン」「リセット」では誰がなんと言おうが私は「スキップ」がダントツに好きです。これまでの人生において読んだ数々の本の中で迷わずベスト5に入れたいくらいに。17歳の女子高生がある朝目覚めたら42歳の高校教師になっていた(しかも結婚している)、という設定を最大限に生かした作品です。北村ご自身が高校の国語教師をしていたということで、学校での描写も真にせまっています。私の所有している「スキップ」のハードカバーには北村さんのサインがしてあります。以前札幌でサイン会があった時に持っていってサインしてもらったのです。紳士でしたねえ。イメージ通りに。
北村さんといえば、最近はアンソロジーの編者としても活躍していますが、乙一さんの「夏と花火と私の死体」を収録しているというのが乙一FANでも話題になっていたことがありましたね。北村さんに見出されるとは、乙一さんの才能も本物だと思ってしまいます。
北村さんの作品で好きなものをあげると@スキップA覆面作家シリーズB盤上の敵C夜の蝉D月の砂漠をさばさばと・・・となります。次点で「水に眠る」かな。
今日は家に帰ったら「街の灯」をじっくり読もうと思っていたのに、学校に忘れてきてしまった(泣)。昼休みにご飯食べながら読んだんですよね。そのまま机に置き去りに・・・。悔しい。これからが面白くなる、というところだったのに。
仕方ないから今日は、買ってあったコミックを読むことにしよう。そのコミックとは「破壊魔定光」の最新刊と唐沢なをきの「ホスピタル@A」です。以前は、コミックは買ってきたその日に読んでしまうことが多かったのですが、最近はすぐには読まなくなってきました。といっても、めったに買わないんですけどね。1年に10冊も買わないなあ。あ、でも今年は「寄生獣」の完全版をそろえるから、確実に10冊は超えそうだ。
「破壊魔定光」って知ってますかねえ?あまりメジャーじゃないと思うのですが。OVAにもなっていて、私はスカパーでそれを見ました。漫画の方はまだまだ完結していません。ジャンルとしてはSFですかね。アクション系の。
今日は、家に帰ってきたら、うれしいものが届いていました。作家の高里椎奈さんから。彼女のHPでちょっと前に募集していた「私製本」。もう締め切られているので、今から申し込んでもだめなのでしょうが、事前に定額小為替を郵送してあったんです。300円ちょっとだったと思います。ほんとに郵送料だけだったみたい。文庫サイズで120ページと少し。本屋さんには売ってない本ですからね。実に貴重だ。いったい何人がこの本を入手したのだろう?本のタイトルは「深山木薬店 説話集」。薬屋シリーズの単行本未収録の短編集です。読むのが楽しみ。ワクワク。
沖縄旅行記その2 2003,3,12
昨日は2日目の午前中までの話でした。水族館を見て、その後、近くにある「マナティ館」ってのも見ましたが、マナちゃん微動だにせず(笑)。30秒で見終わりました。
その後、「フルーツらんど」というところに行きました。そこにあったレストランでやや遅めの昼ごはんとなったわけですが、ここでは沖縄料理のバイキングを食しました。前日の晩も似たようなものは食べていたのですが、これはこれで好きなものだけ食べられるので良かった。沖縄とは何の関係もなさそうなカレーライスがおいしかったです(笑)。あのカレーだけでバイキングにした価値があったなあ。
さて、「フルーツらんど」とはいかなる場所なのか?名護市にありまして、くだんの水族館からそんなに遠くない場所にあります。「フルーツゾーン」と「チョウゾーン」と「バードゾーン」の3つに分かれてまして、フルーツゾーンにはパパイヤとかマンゴーとかバナナがあります。施設の名前に「フルーツ」って使っている割にはここにはあまり見所がなかったなあ。「チョウゾーン」はオオゴマダラがいっぱいいました。金色のさなぎも間近で見ることができましたが、ほんとに金箔でも貼っているかのような見事な金色でした。幼虫さんたちがうねうねと動いているのがちみっとグロテスクでしたが。私としては「バードゾーン」が一番面白かったかな。とてもカラフルな南国の鳥たちがとびかっているのです。昔、文鳥を10年くらい飼っていたので、鳥ってけっこう好きなんですよね。(私の前任校には日本野鳥の会に入っている筋金入りの鳥好きの理科の先生がいましたけど)水族館で調子に乗って写真を撮りすぎたので、デジカメのバッテリーが切れてしまい、ここでかわいい鳥たちを激写できなかったのが悔やまれます。サンショクキムネオオハシくんの写真を撮りたかったよう。
ここを出てからは私がレンタカーのハンドルを握りました。普段はマニュアル車に乗っているのでオートマの車はおっかなびっくりでした。8人乗りの大きな車ってのもほとんど経験ないし。でもまあ、私が運転したのはほとんどが高速道路なので、あまり問題はなかったです。沖縄の都市部に入ってからは別の人に交代しました。
夕方になって、最近できたという「あしびなー」というところに行きました。12月くらいにできたそうです。行く前の我々のイメージとしては、「いろんなおみやげものを帰るビッグな商店街」という感じだったのですが・・・。その期待は見事に裏切られましたね。ここは「アウトレットショッピングモール」というシロモノでして、アルマーニだのグッチだのブランドショップがたちならぶ場所でした。ABCマートとかもあったけど。私にはまったく用のないところでしたね。服なんて沖縄で買う気もないし。靴買ってもしようがないし。唯一「G-SHOCK」の店だけはまじめに物色しましたが、結局何も買わず。なんだかんだで1時間近くここで過ごしたのですが、このでの1時間を国際通りで過ごしたかったですね。残念だ。
その後、ホテルの近くのディスカウントショップで各自おみやげを物色。宅配便を頼んでいる人もいました。
その後はホテルに帰って、一休みし、ホテルの人に紹介してもらった居酒屋にタクシーで向かいました。「月ぬ美しゃ」(つきぬかいしゃ)という店です。「沖縄元気料理と古酒蔵の店」だそうです。こじんまりとした店でした。料理が出てくるのが遅いのが難点ですが、味はおいしかったですよ。ここはもう一度行ってみたいかも。ここでびっくりしたのが、となりのテーブルにいたグループが私たちと同じ北海道からの旅行客だったこと。しかも同じ教員です。あちらは中学校の先生でしたけど。偶然ってあるんですねえ。世界は狭い。泊まってるホテルが同じっていうのは、ホテルからの紹介ってことを思えばそう不思議はないのかもしれませんが。「悪いことはできないよねえ」というのが私たちの感想でした。いや、別に悪いことはしていないのですけどね(笑)。
ご飯を食べてから、国際通りをちょびっと歩いて(上記の店は国際通りのそばにあります)、またホテルに戻りました。昼間の国際通りをもっとじっくり(せめて1時間・・・)歩いてみたかったです。ガイドマップではけっこうおもしろそうな店があったみたいなので。それは次回(そうとう先になりそうだけど)の楽しみにとっておくということですね。
ホテルに戻った時点で10時半を回っていました。女の人たちはお風呂に行き、私たち男連中は(風呂は翌日の朝にして)ホテル最上階のラウンジバーに行ってカクテルなどを楽しみました。その後、また部屋で1時半くらいまで飲みなおしたんですが。部屋に戻ったあたりで、別行動だった先生が合流。この人は昔の教え子が沖縄の大学生になっていて、その人(プラスその彼女)と一緒に旧交を温めていたのです。もともとそんなに酒に強い人ではないのですが、なんでもふたりで泡盛を1本あけたとかで、ホテルに帰ってきた時点でもう「ぼろぞうきん」のようになっていました。ちなみに私と同い年で社会科の先生です。独身。
翌日はホテルをチェックアウトしてから、ひめゆりの塔を見学しました。この日の運転は事前の取り決めでは例の社会科の先生の番だったのですが、前日に「ぼろぞうきん」になるまで飲んでましたのでひどい二日酔い状態で、とても運転できる状態ではないということで、別の人がハンドルを握りました。ひめゆりの塔にはどこぞの高校の見学旅行団体がけっこう来ていました。その後、平和祈念公園に行って、それから、レンタカーを返却しに行きました。沖縄って、レンタカー屋さんがかなり繁盛しているみたいですね。あちこち移動するにはやっぱり車が便利だしね。
街のあちこちにTSUTAYAとかゲオとかありまして、のぞいてみたかったなあ。特にゲオとか古本屋。次回はぜひ。今回は個人で動く時間がなかったから。
車を返して、那覇空港へ。みんなでソーキそばを食べました。そばも独特でおいしいのですが、この骨まで食べられる豚肉がおいしくて、すっかり気に入りました。また食べたいです。空港のは食べやすい味になっているそうなんですけどね。
かなり早めに空港に着いたので、その後はおみやげ屋さん(空港にずいぶんとたくさん店があるんですね!)をぶらぶらと。一応ブルーシールアイスも食べてみました。カップアイスですが。コーンので食べればよかった。搭乗口の近くにあったのを知らなかったもので。
飛行機は3時5分発の予定でしたが、機材だか資材だかの搬入のトラブルがあったとかで、5分を過ぎても搭乗できませんでした。なんだかんで飛び立ったのは3時40分くらいだったかなあ。寝不足でしたので、飛行機に乗ってすぐウトウトしてました。
飛行機が予定外で遅れたもんだから、千歳に着いてから次のJR列車に乗るまでがあせりましたねえ。一応指定席で買ってあったもので。荷物を受け取ってから、ダッシュで駅弁を買って、札幌行きの列車にかけこみました。で、列車で駅弁を食べました。これが夕食。そして、札幌から滝川までの特急に乗り換えるわけですが、もともと乗り継ぎに5分しかなかったのに、今度はこの列車まで遅れて、実質1分ちょっとで乗り換えなければならない状況に置かれました。しかも1番ホームから8番ホームまでの移動です。かなりキビシかったですね。みんな重い荷物を抱えて全力疾走です。なんとかギリギリ間に合いました。札幌駅であんなスピードで走ったのは生まれて初めてのことです。
・・・ということで沖縄旅行記は終了です。娘がもっと大きくなったら、あの水族館に連れて行ってあげたいなあ。今回はあまり見られなかったけど、あの青い海も見せてやりたい。次回はぜひ家族で行こうっと。
沖縄旅行記その1 2003,3,11
いなかった3日間はカウンターの数字も少なめになっています。今日から元に戻るのだろうか?少ないままだったりして・・・。
さて、2泊3日の沖縄旅行について記憶に新しいうちに書いておきますか。
出発の朝。いきなり寝坊(笑)。7時にJRの駅に集合という約束だったのですが、起きたのが6時半。あせりましたねえ。目覚ましは6時5分にかけておいたのですが。夫婦ともに気付かず。緊張していたので、4時半とか5時とかには目が覚めたのですが、まだ早いだろう・・・とまた眠りこみ、6時5分前に目が覚めた時に起きてしまえばよかったのに、目覚ましが鳴るまで・・・とまた眠ったのがよくなかったですね。でもまあ、なんとか列車には間に合いました。集合時刻には5分ほど遅れちゃいましたが。
千歳空港までの列車の中でビールを飲んだりしましたが、私は個人的には昼間(というよりは朝)から酒を飲むことにはかなり抵抗があります。もともと酒が好きな方ではないもので(けっこう飲めるんですけどね)。でもまあ、お付き合いで缶ビール1本は飲みましたが。他の人たちは2本くらい飲んでいたかな。朝ごはんを食べていく暇がなかったので、列車の中で妻が作ってくれておにぎりを食べました。妻に感謝。駅まで車で送ってくれたのも妻です。
飛行機はJALでした。でも羽田からの乗り換えはJASで。JASの飛行機はかなりこじんまりした機体でした。この日のランチは羽田で買ったカツサンド。おいしかった。
沖縄に着いたのは3時過ぎ。まずはレンタカーを借りて、車で首里城まで行きました。道が狭かったり、カーナビがわかりにくかったりで、いろいろ試行錯誤はありましたが、なんとかたどり着きました。土曜の夕方でしたが、人はたくさん出てました。
沖縄ってほんとに道幅が狭いですね。京都を思い出してしまいました。でも北海道の感覚だからなのかな。あと坂道が多くて、その点では小樽を思い出しました。
ホテルにチェックインしたのが、7時過ぎだったのかな。荷物を部屋に置いて、一服してから、タクシーで郷土料理の店へ。「浦島」という店でした。料理を食べながら沖縄の踊りを見せてもらえる店でした。ここで、初めて「オリオンビール」という沖縄のビールを始めて飲んだのですが、飲みやすくて、みんな気に入っていました。料理については昨日も少し書きましたが、一番好きだったのが紅イモのてんぷら。甘くてしっとりしていておいしかったです。あと落花生を原料にした豆腐。食感がいいです。「あいご」という魚についてはなにしろ味が強烈で、旅行中なにかにつけて話題になっていました。小さいのにインパクトのある魚です。もう2度と食べないでしょう(笑)。豚足も初めて食べましたが、まあ、特においしいとは思えませんでした。
食事後はホテルに戻って、大浴場へ。さっぱりした後は部屋でまた飲みなおしました。近くのスーパーで買ったオリオンビールを。1時くらいまで飲んで、後は寝ました。
てな感じで初日の日程は終了。
旅行のメインは2日目です。この日は半分以上が「移動」でしたので。 2日目の朝食はバイキング。(3日目もですけど)なかなかメニュー豊富でゴージャスでした。ジュースもいろんな種類のがありましたよ。そういえば、泊まったホテルの名前を書いていませんでした。「ロワジール・ホテル・オキナワ」というところです。ロワジールって何だろう?って旅の間ずっと考えていました。発音というかつづりからしてフランス語だよなあ、とは思っていましたが(一応大学で第2外国語はフランス語でした)、ホテルのパンフレットにも名前の由来は書いてなかったし。英語の辞書には載ってませんでした。で、仏和辞典は手元にないので(大学時代は持ってましたけどね)、インターネットのオンライン辞書で検索してみたところ、loisir=leisure
; pastimeと出ていました。leisureの意味は「余暇」(日本語で「レジャー」というと娯楽の意味が強いですけど)、pastimeの方は「娯楽」です。そうか「余暇をこちらで過ごしてください」という意味なのか。
最上階が12階で、海が見えるホテルでした。あと客室の窓からきれいなプールが見えました。蝶のデザインの。森英恵さんがデザインしたそうな。ホテルのロビーにはゴマダラチョウという蝶の展示室がありました。さなぎが金色なんです!
2日目はまず、午前中に高速道路を使って、名護市にある海洋博記念公園というところへ移動しました。沖縄の高速って80キロ規制なんですね。北海道に比べるとかなりスローペースでした。北海道では普通の国道を80キロくらいで走っている車が多いですからね(大きな都市の中は別として)。
そして美ら海水族館を見学したわけですが。今までに見た水族館の中で、一番美しい!と思いました。近い将来自分の家族と一緒に来たいなあと強く思いました。きれいな魚がたくさんいました。変わった魚も。ジンベイザメとか。エイもたくさんいました。ここって世界最大級の水族館なんですね。すごく癒されました。沖縄に行ってよかった!と思った場所です。写真をとりまくってしまいました。自分のHPにもいくつかアップしてみよっかなあ。あんまり画像を載せる予定はなかったのですが・・・。
あんまり、一気に書いてしまうのももったいないので、旅行記はいったんここで中断。続きはまた明日書きます。
旅行中に読んだ本を・・・。と言ってもほとんどは移動中の飛行機や列車の中で読んだのですけどね。飛行機では眠ってた時間もあるので、あまり読んでないかも。
角川スニーカー文庫のアンソロジー「血文字パズル」。掲示板の方で書いちゃいましたが、ちょっと薄味かなあ。200ページちょっと薄っぺらな本だし。4作あるうちで最後の若竹七海さんのが一番好きですね。実際4人の作家のうちでほとんど著作を読んでいるのは彼女だけだし。
もう1冊は「セカンド・ショット」(川島誠)。ちょっと前の日記で購入報告はしてましたね。読んでしまいました。これもまた、200ページほどの薄い本です。昨年「800」を読んでしびれた私ですが、今回の短編集はなんか不思議な感覚で読みました。絶版になった名作「電話がなっている」を親本にしつつ、それ以外からもいくつかピックアップした(書き下ろしも1編)文庫オリジナルの短編集なのですが。文庫の裏表紙の紹介には「少年という存在の気持ちよさも、やさしさと残酷さも、あまりにも繊細な心の痛みも、のぞきみえる官能すらも―思春期の少年がもつすべての素直な感情がちりばめられた、みずみずしいナイン・ストーリーズ」と書いてあります。「ナイン・ストーリーズ」という表現を使うってことは、サリンジャーを意識してるんですかね。角川さんは。まあ、ちょっと通ずるところはあるのかもしれないとは思いますね。私は川島誠という人についてはほとんどよく知らないので、知っている人から見たら、「何を書いているの」と思われちゃうかもしれませんね。もしかしたら、川島さんはサリンジャーに造詣が深い人なんだろうか?私もサリンジャーはけっこう好きでしたけどね。全体に児童文学よりの青春を描いていると思うのですが、私が連想した言葉は「寂寥感」。1編ごとの終わり方にそれを感じました。どうにもできないほどの孤独。そして絶望。ただ、全部がそうではなくて、最初の「サドゥン・デス」と表題作の「セカンド・ショット」は毛色が違って、「800」の世界に近いかなあって思いました。「セカンド・ショット」のラストの言葉が好きです。あと、24号さんも掲示板に書いておられましたが、「電話がなっている」のラストは衝撃的ですよね。しかも、ああいう世界設定の話だったとは。なんか、これを原作にした短編映画を誰か作って欲しい気分です。あと、この話、朗読してみたくなります。
もっともっと川島誠を読みたい。デビュー作の「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」という短編も読みたい(これってビートルズの歌にもありますよね)。私が国文科の学生なら、彼をテーマに卒論を書いてみたいですね。
・・・久しぶりの日記なので、「いつもより多めに」書いてしまいます。 仕事の帰りに行きつけの書店2軒をはしごして本をたくさん買ってきました。新書1冊と文庫を7冊。新書は西尾維新の新作「ダブルダウン勘繰郎」。文庫は「ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ」(上遠野浩平)、「橋をわたる」(伊島りすと)、「アリス Alice
in the right hemisphere」(中井拓志)、「ファントム・ケーブル」(牧野修)、「剣の門」(桐生祐狩)、「家に棲むもの」(小林泰三)、「ハグルマ」(北野勇作)・・・というラインアップです。ブギー以外の文庫はすべて3月10日発売の角川ホラー文庫の新刊でやんす。前から発売を楽しみにしてたんですよお。角川ホラーをこれだけ一気に買ったのは初めてだなあ。なにやらホラー文庫が10周年記念だそうで、作家の選び方にも気合が入ってますよね。他にも2冊出てるんですが、そちらには食指は動きませんでした。本日の出費は合計で5000円少々でした。ハードカバー3冊分くらいかな。未読本が一気に増えてしまった。うれしい悲鳴ってやつですな。
西尾維新の新作と同時に高里椎奈の新作も出たはずなのに、売り切れていました。昨日2冊入荷してたらしいのですが(店員に確認した)。私の地元には少なくとも高里さんのファンが2人はいるようだ。ブギーの新刊も2軒目の本屋では売り切れていました。そういえば、1軒目の本屋にはホラー文庫の新刊自体入荷していなかった。同じ市内でもタイムラグがあるのか。
帰ってきました! 2003,3,10
沖縄で撮ってきた写真をアップしようと思ったら、画像のサイズが大きすぎてキャンセルされ、おまけにせっかく書いた文まで消えてしまいました・・・。残念。
あっという間の3日間でした。思ったほど暑くはなかったですが。なにしろまだ冬ですしね。でも昨日(9日)は半袖で歩けましたよ。長袖で歩くにしても薄手のシャツなどでOKですし。南国ですなあ。
沖縄の名物料理もいろいろ食べてきましたよ。紅いものてんぷらがおいしかったなあ。店は「浦島」ってところで。落花生の豆腐とか。空港の店でたべたソーキそばの中に入っているお肉もとてもおいしかったです。とりあえずパイナップルは毎日食べたかな。
今日はじっくり書いている時間がないので、旅行の詳しいことは明日以降に書いていきます。水族館が一番良かったなあ・・・。それでは、おやすみなさい。
いよいよ明日は沖縄です 2003,3,7
天気がいいといいなあ。綺麗な海を見てみたい。北海道から飛行機が飛び立たなかったらどうしよう・・・。まだ荷造りをしていないや。
「転生」読み終わりました。こういう結末でしたか。「慟哭」ほどの衝撃はなかったけど、まずまずのストーリーでした。「殺人症候群」を読みたいなあ。沖縄の古本屋にないかなあ。
新たに読み始めたのが「血文字パズル」というアンソロジー。スニーカー文庫から出ている例のシリーズです。今回の作家陣は有栖川有栖と太田忠司と麻耶雄嵩と若竹七海です。太田さん以外が目当てで買いました。
そういえば、昨日宮部みゆきの待望の新作「ブレイブ・ストーリー」を購入しました。上下巻でかなり分厚いです。「模倣犯」なみのボリュームですな。3月中には読みたいと思っていますが。
そうそう、teraさんはすでにブギーポップの新作をゲットしたそうですが、発売日が10日のはずですから、北海道ではまだ売っていません。沖縄でさがしてみようかな。でも地理的条件は北海道と同じ気もする・・・。10日は角川ホラー文庫からも読みたい作家さんたちの新作がたくさん出るんですよ。小林泰三とか牧野修とか北野勇作とか・・・。光文社文庫の例のアンソロジー(「キネマ・キネマ」のシリーズ、といえばわかる方も多いのでは)の新刊もまもなく出るんです。今回のタイトルは「獣人」。けっこう楽しみなテーマです。
妻は夢中で「バイオハザード0」をやっております(笑)。
最近、娘がご飯を食べている時とかに「おいしい」(どっちかというと「おいちい」に聞こえる)と言うことを覚えました。
というわけで(どういうわけだ・・・)、明日からPCが使えませんので(たぶん)、日記の更新は10日の夜になります。沖縄の体験報告をしばしお待ちください。
大学の頃の日記帳を発見 2003,3,6
発見とか言っても、しまってある場所はわかってて、HPを作るうえで必要な過去の資料を探すためにちょっと引っぱり出してみただけです。何の資料かっていうと「織田哲郎」のデビュー当時の雑誌の記事です。大事にとってあるんだな、これが。もう20年前のものですが。
中学の2年生の途中くらいから毎日日記を書き始めて(普通のノートに)、想い出の品々はその時々の日記帳にはさんでおく、という習慣があったんですよ。今回引っぱり出してきたのは通算44冊目のノートでした。他にもいろんなものがはさんであります。ラジカセを修理に出した時の伝票とか。映画の試写会の招待ハガキとか(ちなみに「さびしんぼう」・・・これ結局いかなかったんだっけ)。大学時代の顔写真とか。映画「グレムリン」のチケットの残りとか。
大学に入ってからは毎日ではなく、書きたいできごとがあった時しか書いていなかったので、かなりとびとびです。字は今とほとんど変わっていません。話題は音楽のことが中心ですね。当時はこんなの好きだったなあ、と思い出してしまいました。尾崎豊の「卒業」はイイ、とかFOREIGNERのニューアルバムの細かい批評を書いてみたり、ハワード・ジョーンズのセカンドアルバムを買おう、とか。そういえば、私は尾崎豊のライブを一度だけ見たことがあります。道新ホールの一番後ろでしたが。
そう言えば、このネットの日記を書きはじめてもう1ヶ月たったのかな。たしか2月5日からスタートしたはず。特に苦痛もなく、ネタに悩むこともなく、淡々と書いてきました。この分だと当分このペースで書き続けられそうです。まあ、日によっては3〜4行で終わってしまう日もあるかもしれませんが。
あさってから沖縄へ2泊3日旅行に行きます。今回卒業生を出した7人の担任の先生方で行って来るのです。初めての沖縄。ドキドキしちゃいますねえ。私の場合、どこに行ってもとりあえず、古本屋は探してしまうと思いますが(笑)。沖縄にもブックオフがあるんじゃなかったかな?
というわけで、あさってから2日間は日記を書けません。万が一ネットカフェでも見つけられたら(もしくは前回の出張の時みたいにホテルのPCを貸してもらえたら)書けるかもしれませんが。まあ、あまり期待はできませんね。それに個人で行動する時間はあまりなさそう(夜は飲み会だし)なので、日記なんて書く時間が作れなさそう。
本文と背景の色を変えてみました 2003,3,5
当初から、ちょっと読みにくいかな・・・と思ってはいたのですが、変え方がよくわかりませんで。意外と簡単でした。こっちの方が前よりも読みやすいと思うのですが、いかがでしょう?評判悪ければ、また変えますが。
昔から「青」が好きなんですよ。青の中でも、普通の青より、水色の方が好きですね。白と水色の組み合わせが特に好きかな。
高校時代、親しい友人同士10数名で交換日記ならぬ「まわし書き・読みノート」を書いていた時、ペンネームにLightblue
Stargazerという名前を使っていたくらいです。
そのノートというのが、1年6組でスタートしたので単純に「1の6ノート」という名前で3年間続きました。1年目は読むだけの人(いわゆるROM、ですか)の人も含めてクラスの半数以上の人が参加していましたが、クラス替えしてからは、男子5〜6人、女子7〜8人くらいでメンバーが固定しました。そのメンバーの半分くらいの人とは今でも年賀状のやりとりをしています。考えたら、男子の他のメンバーとはいつのまにか音信不通になっているなあ。転居先がわからなくて。
卒業するまでに、ノートの数は20冊以上になっていたと思うのですが、卒業する時にメンバーが集まって、「形見分け」(笑)みたいに、それぞれが想い出深いノートを数冊ずつ分担して持ち帰る、ということをやりました。私も4冊くらいもらってきました。今でもちゃんと持っていますよ。あのノートのやりとりが私の高校生活を非常に楽しいものにしてくれました。人が書いた分にも、横っちょの方にちまちまと書き込みをしたりして(我々はそれを「添削」と呼んでいました)、自分の書く色をしっかり決めておいたりもして。当然私は青で書いていました。いちいち名前を書かなくても、色と字で誰かわかるという感じでした。
今で言うBBS(レス付きの)を普通のノートでやっていたようなものですね。だから私は乙一FAN BBSにあれほどはまったのか・・・。あの頃すでに下地はできていたんだな。
今読んでいる本は「転生」(貫井徳郎)です。最近幻冬舎文庫で出たものです。ハードカバーでは4年前くらいに出ていたらしい。設定としては東野圭吾の「変身」を連想させるものですが。著者いわく「青春恋愛ミステリ」らしい。
変えたついでに字の大きさも変えてみました。どんなもんでしょう? 今日は、妻のために、ゲームキューブを購入しました。「バイオハザード0」をやるためです。彼女は好きなんだよなあ、このシリーズ。私には面白さがわかりませんが。今、さっそくやっていますよ。
本日より掲示板を設置してみました 2003,3,4
日記帳しかないのに・・・という思いもあるのですが、もう少し本格的にコミュニケーションをはかりたくなりまして。上の方にある「ホームページ」というところをクリックすると、掲示板にたどりつくように設置しましたので、一言メッセージでは物足りない、という方はそちらをご利用いただければ幸いです。千歳さんのとこの掲示板とデザインがかぶってしまいましたが。
昨日の日記で書き忘れたこと。「仮面ライダー555」の今週放映分のビデオを娘のいたずらで消されてしまいました。くやしい。「龍騎」の時は1回も見逃さなかったのに。まあ、ストーリーの方は番組のHPで概略をつかめましたが、けっこう重要な場面があったようでかえすがえすも残念です。雛人形を片付けることに忙しくてついつい監督不行き届きになってしまいました。
「火の粉」は昨日の夜に読了しました。そうか、こういう結末だったか。ぐいぐいと読ませてくれる小説でした。この人のデビュー作「栄光一途」の文庫をずいぶん前に買ったのにまだ読んでいないなあ・・・。
昨日書いた先輩から早速メールの返事が届いていました。かなり丁寧な返信、ありがとうございます。2年間しかサークルにいなかったから、もしかしたら忘れられているかも、なんて思ったのですが、レアな苗字のおかげで、なんとか覚えていてくれたみたい。こういう時だけは変わった苗字でよかったと思います(笑)。
明日は高校入試です。北海道の公立高校は一斉に。 そうそうこのページのカウンターの色が変わりましたが、特に意味はありませんので、お気になさらぬよう。掲示板にも設置しようとしてうまくいかなかった名残りなんです。
今日はひなまつり・・・ 2003,3,3
私が通っていた高校は昔女子高だったので、このシーズンには生徒会室のあたりにおひなさまを飾っていたような気がします。少なくとも甘酒サービスなんてのは間違いなくやっていましたね。それでいて、5月の端午の節句の頃には腕相撲大会なんてやって優勝クラスには「ちまき」があたったりしていました。骨折者が出て以来廃止になったという話ですが。
今日は平日ですが、卒業式が土曜日だったのでその振り替え休日で学校はお休みでした。
雫井脩介という人の「火の粉」という本を読んでいます。あと4分の1ほどで読み終わります。前に読んだ「虚貌」もそうでしたが、この人の本は「この先、どうなっていくんだろう?」と気になってどんどん読んでいってしまうというストーリーですね。
大学時代の先輩(サークルの)のHPを偶然見つけて、一通り見た後、メールしちゃいました。懐かしくて。共通の話題もあったし。今は神奈川にいるらしい。
「空中庭園」(角田光代)読了 2003,3,2
こないだの直木賞候補作でもあります。角田さんの本は今回初めてです。ある家庭についての連作短編集なんですが、全体で長編と言えないこともないかな。おもしろかったです。でも金城さんの傑作を読んだあとなので、どうしても物足りなさを感じてしまう。
今日は午前中天気が良かったので、娘と外で20分くらいお散歩してきました。最近歩くことが楽しくて仕方ないみたいです。あたたかくて、雪がとけかかっていたので、ちょっと歩きにくかった。楽しいお散歩でした。私の手をしっかり握って離さないですよお。
夕方から夜にかけて、昨日卒業したクラスの分散会にお呼ばれしてきました。焼肉やおにぎりなどを食べました。小さなコテージを一晩借り切って朝までパーティするようですが、私は9時ころに引き上げてきました。独身の頃なら夜中くらいまでつきあったかもしれないんですが。今は家族もいるし。後は若いもの同士で・・・ってやつですね(笑)。数年後のクラス会でみんなどんなになっているのか楽しみです。
今日は卒業式でした 2003,3,1
式は無事滞りなく終了。卒業アルバムの白いページにメッセージを書いたり、一緒に写真を撮ったり、式の後もけっこう忙しかったです。最後のホームルームで生徒からお花をいただいちゃいました。感激です。生徒は最後に私を泣かせたかったみたいなんですが、残念ながらその期待にこたえることはできませんでした。血も涙もない人間?(笑)卒業生を出すのは4回目ですが1度も泣いたことないんですよ。いつも笑顔で送り出しています。「仰げば尊し」を歌ってる最中にグスグス泣いている女子は何人かいましたが。全員の進路が決まったわけではないので、まだ明日以降も連絡をとっていく必要のある子も何人かいるのですが、ひとまず一段落です。
花と一緒にもらった短い手紙(ルーム長が書いてくれた)の最後に「先生が担任で本当に良かった。先生、おつかれさま!!」と書いてありました。嬉しい言葉です。私にはもったいない言葉かも。みんな、卒業しても元気でね!